ドローンによる配送を手掛ける新興企業の一部は、新型コロナウイルスワクチンを物流施設から医療機関に輸送する役割を担いたいと考えている。こうした企業の数社は最近、米メルクなど製薬会社やウォルマートなど小売企業と、医療関連製品の配送で提携した。これにより、注目のコロナワクチン配送の一翼を担うことにつながる可能性がある。また一部の新興企業は世界の政府と、遠隔地向けを中心に、ドローンによるワクチン輸送について協議している。こうした取り組みは、配送や物流の改革を目指すドローン配送各社の熱意の表れ。ドローン配送の新興企業はコロナワクチンを配送することで、世界の投資家や将来の顧客に、流通網全体の運営を効率化しコストを削減する能力を示すことができる。