――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」
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外の世界では新型コロナウイルスと大統領選が嵐を巻き起こしている。だがゲーム会社の任天堂は再び力強い四半期決算を発表し、消費者のリビングルームで快適に巣ごもりを堪能しているようだ。
任天堂の四半期決算はまたも快進撃となった。7-9月期の営業利益は前年同期の倍余りに拡大し、売上高も51%増加。S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスによると、いずれもアナリスト予想を大きく上回った。家庭用ゲーム機「Switch(スイッチ)」で遊べる「あつまれ どうぶつの森」は新型コロナ感染流行で外出できない人々の間で人気を博してきた。4月から9月までに1430万本を販売し、任天堂のゲームとしては同期間のベストセラーとなっている。