カマラ・ハリス上院議員(民主、カリフォルニア州)が米国初の女性副大統領に就任する見通しが確実となった。女性とホワイトハウスの間に立ちはだかる「一番高くて一番堅いガラスの天井」(2016年大統領選の民主党候補だったヒラリー・クリントン氏がこう呼んだ)に、ついに大きなひびが入った。AP通信は7日、大統領選でジョー・バイデン前副大統領が勝利を収めたと伝えた。これにより、インド人とジャマイカ人の移民を両親に持つハリス氏は黒人として、またインド系としても初の副大統領に就任することになる。来年1月に就任した時点で、大統領の継承順位でナンシー・ペロシ下院議長(民主、カリフォルニア州)を超える過去最高位の女性となる。
ハリス氏、米国初の女性副大統領に 新たな歴史刻む
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