コメリ筆頭にDCM、島忠も「10月売り上げ絶好調」が必然な理由/ホームセンター【10月度・業界天気図】Photo:PIXTA

コロナ禍から企業が復活するのは一体、いつになるのだろうか。上場100社超、30業界を上回る月次業績データをつぶさに見ると、企業の再起力において明暗がはっきりと分かれている。前年同期と比べた月次業績データの推移を基に、「嵐」から「快晴」まで6つの天気図で各社がいま置かれた状況を明らかにする連載「コロナで明暗!【月次版】業界天気図」。今回は、10月度のホームセンター編だ。

コメリ筆頭に売り上げ絶好調!

 ホームセンターの主要4社が発表した10月度の月次業績データ(既存店売上高)は、以下の結果となった。

 10月度の島忠の既存店売上高は、前年同月比105.2%(5.2%増)、DCM(DCM ホールディングス〈HD〉)は同111.7%(11.7%増)、コーナン(コーナン商事)は同112.9%(12.9%増)だった。

 最も業績が好調だったのはコメリで、10月度の既存店売上高は、同115.3%(15.3%増)だった。