近藤真彦さんの「5年不倫」が発覚
なぜワイドショーは軒並みスルーなのか

週刊誌スクープ
ベッキーさんをあれだけ叩いて、近藤真彦さんはスルー。ワイドショーに感じる「スッキリしない感」の正体とは(写真はイメージです) Photo:PIXTA

 1週間もスルーしていたのは、ジャニーズ事務所への「忖度」が骨の髄まで染みついているからなのか、それとも報道機関がゆえの「慎重さ」なのか――。

 先週、近藤真彦さんの5年不倫が「文春砲」でスッパ抜かれたが、例によって各局のワイドショーは揃いも揃ってスルー。その異様な報道自粛を受け、お笑い芸人の松本人志さんが『ワイドナショー』(フジテレビ系)の中で、このような発言をして大きな話題になった。

「多分、長い歴史の中で、大手事務所が『スルーしましょう』っていうのが(テレビ)各局染み付いちゃってて。それって、結局突き詰めたら誰が一番損するかって、ジャニーズ事務所さんが一番損するのよ。悪いイメージつけられちゃうから。そうならないために、みんながもうちょっと平等に扱うべきなんですよね」

 テレビ局にとって、ジャニーズ事務所はビジネスパートナーであり、有力取引先の1つだ。ワイドショーであっても取材を円滑に進めるためにも、良好な関係を築かなくてはいけない。

 一方、『文春』や『FRIDAY』など、ジャニーズタレントのスキャンダルを扱う週刊誌は、ジャニーズ事務所から蛇蝎の如く嫌われている。20年前、週刊誌記者だった筆者も、ジャニーズのイベントを取材しようとしたら、「あなたのような人たちが来れるわけないでしょ」と追い出された記憶がある。

 そんな「NGメディア」のスキャンダル記事をストレートに取り上げれば、ジャニーズ事務所の怒りを買うというのは誰でもわかる。だから、テレビではずっと週刊誌のジャニーズ記事を、事務所におうかがいを立ててから報じるという「ビジネスマナー」が定着してきた。時代が変わってもそれがなかなかやめられない。松本さんの読み通りである。