手取り月収60万円でも赤字…投資で一発逆転にかける50代男性の末路
赤字家計に悩む50代会社員、改善するために考えた“秘策”とは…? Photo:PIXTA

 家計を改善する、お金を貯めるということにウルトラCはない――。このことは常々お客さまにも、記事を通しても伝えているのですが、ときどき「お金をすぐに貯める技を伝授してほしい」などとおっしゃる方がいます。

 今では投資で資産形成をしようという話を見聞きする機会が多くなったこともあり、「投資したら今の赤字を取り戻せますか」「足りない資金もすぐに投資で作れますか」などと言われることも多々あります。

 投資をすると老後資金が作れる、資産形成ができるということは正しく取り組めば間違いないと言えますが、それは長期的に見てのことです。つい最近始めた投資で毎月の赤字を埋めるとか、教育費を捻出するとか、マジックのような成果を期待されてもそれは無理な話なのです。

手取り月収60万円でも赤字…
50代サラリーマンの家計の問題点

 先日、家計相談に来られた会社員のDさん(52)も、支出の改善をする気がなく、投資で家計の状況を何とかしたいと話します。毎月の手取り収入は60万円弱。収入は良い方なのですが、彼が管理している家計は赤字です。

 Dさんの家庭では、毎月の収入から15万円を生活費として専業主婦の妻(49)に渡し、それ以外の固定費などはDさん自身が管理しています。妻に渡したお金は「自由に使ってよい」と伝えていて、妻はそれを食費をはじめ生活費に使うほか、自分の洋服代やママ友との付き合い、理美容代など自分の小遣い的な支出にも使います。結局15万円では足りなくなり、追加を頼むのが月の恒例になっているといいます。