子育て写真はイメージです Photo:PIXTA

働きながら子育てをする母親、いわゆる「ワーキングマザー」(ワーママ)は、とても大変です。私の場合、子どもの幼少期に夫を亡くしましたが、2人の息子は、東京大学に現役合格し、無事に社会に出て活躍しています。そこで、彼らによる当時の「母親の分析」を参考に、私の子育てを振り返ってみました。(子育てアドバイザー、元・フジテレビ管理職 入江のぶこ)

幼少期に実の父親を亡くした
2人の息子を育てて…

 私は、幼少期に実の父親を亡くした2人の息子を育ててきたわけですが、2人はそろって、筑波大学附属駒場高校から東京大学に現役合格し、現在はアカデミックの分野とメディアの分野で活躍中です。彼らが、私の子育てを振り返り、分析してくれています。

「褒めるにしても怒るにしても、母の言動のすべてに筋が通っていることが自分にとって
重要だった」

「母が働いていたため、自分で自分を管理する機会が多く成長につながった」

「勉強しなさいと言われたことは一度もない」

「勉強するための環境を完璧に準備してくれた」

「子どもの自立を望む以前に、まずは親が自立することが大切」

「自分の目標を決めて、それを必ず成功させる母の姿を見習うべきだと思った」

 などということです。