【著者からのメッセージ】

もう「はやくして」と言わなくてOK!
すべてのママパパと子どもたちにハッピーを届けたい

こんにちは! てぃ先生です。
今年で13年目の現役保育士です。僕は、今をさかのぼること9年前に、Twitterを始めました。当時は、子育てのいいところを伝えたいという気持ちから、保育中の子どもたちの、かわいくて楽しい日々のエピソードをつぶやいていました。

そんなある日、ふとしたきっかけで「こういうときはこうするといいよ!」って、子育てアドバイスをつぶやいたんです。保育士なら当たり前に知っていることだったんですが、「へえ、知らなかった!」と、親御さんたちから大きな反響をいただきました。「ああ、僕たち保育士が当たり前にしていることでも、一般のママパパは知らないことがあるんだな」と思い、子育てのハウツーをつぶやくようになりました。

僕が紹介しているコツやハウツーに共通していることがひとつあります。それは「子どもが自分から動いてくれるようにする」ということ。子どもに何かやってほしいことがあったら、子どもが「おもしろい!」と思ってくれるように、ちょっと工夫するんです。
「え〜! そんなのやるのも考えるのもたいへん!」って思うママパパもいると思います。もちろん、いつもこうしなくちゃいけないわけじゃありません。だけど、ちょっとめんどうだなと思っても、ひと工夫することでかえって手間がかからずに、お子さんが動いてくれたりするのです。

子育てってたしかにたいへんなことが多いです。だから、引き出しが多ければ多いほどいいんです。困ったときに、「てぃ先生なんて言ってたかな?」って、「てぃ先生の引き出し」を開けて、そこからどんどん真似してくださったら、僕としてはとってもうれしいです。