自動運転車向けのセンサー技術を手掛ける米ルミナー・テクノロジーズが3日、ナスダック市場に上場した。好調なデビューを飾り、創業者兼最高経営責任者(CEO)のオースティン・ラッセル氏(25歳)は一夜にして億万長者になった。  ラッセル氏は当時17歳だった2012年、スタンフォード大学を中退し、著名投資家ピーター・ティール氏の財団から奨学金を受けてルミナーを創業した。同氏は議決権の83%を維持しており、会長も務める。  ルミナーは8月、特別買収目的会社(SPAC)のゴアズ・メトロポウロスと合併することで合意。このところ相次いでいるSPACとの合併を通じて上場を果たした。