残る閣僚人事を検討しているジョー・バイデン次期米大統領は、民主党の幾つかのグループから人選について圧力を受けている。黒人、ヒスパニック系の議員らは、トップクラスの人事でバイデン氏による人選に影響を与えるため、連携を模索している。連邦議会黒人議員幹部会とヒスパニック議員幹部会のメンバーらは、新政権の最高レベルの人事で多様性を強めるため、バイデン氏の政権移行チームとの接触を続けてきた。彼らの一部は現在、推薦調整を含め、意中の候補者の高位ポスト就任を実現するための戦略を協議している。こうした協議について良く知る人物らによれば、幹部会メンバーらはまだ戦略面での合意に達していないが、一握りの残るトップポストに推薦する黒人とヒスパニック系それぞれ1人の候補者を選ぶことも、1つの選択肢になるという。
バイデン氏、重要閣僚人事で民主党内から圧力
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