不倫発覚後の明暗を分ける「許される力」の身に付け方パートナーに許されがちな男に共通する最も大きな特徴とは(写真はイメージです) Photo:PIXTA

2020年ももうすぐ終わるが、今年は不倫報道が相次いだ。東出昌大、渡部建、瀬戸大也、近藤真彦、さらに先月は元衆議院議員の宮崎謙介氏の4年ぶり2度目の不倫が発覚した。だが、その後、離婚する夫婦もいれば、そうでない夫婦もいる。果たして「許される力」を身に付けるために必要なこととは。(作家・社会学者 鈴木涼美)

4年ぶり2度目を
キメた元衆議院議員

 12年ぶり2度目の紅白出場を決めたのはミスチルだが、個人的には4年ぶり2度目をキメた元衆院議員の不倫報道の方にどうしても目が行く。

「イクメン議員」をうたっていただけに、議員辞職までせざるを得なかった4年半前のスキャンダル以降、ワイドショーや雑誌インタビューではお調子者のオシドリ夫婦っぷりが人気を呼び、今年10月には騒動を乗り越えた妻の著書が話題となっていた。

「許すチカラ」なんて、女としてはあんまり発揮したくないが、妻を持つ男としては、ぜひともパートナーに持ち合わせてほしいのでしょう。今回のスキャンダル以降の夫婦の雰囲気を覗いても、「やっぱり人生楽しむ鍵は、許すチカラを持った女性をゲットすること」と確信した殿方も多いのではないか。