コロナ禍の2020年、外出自粛が呼びかけられる中で、インターネットで買い物をする習慣がこれまで以上に普及した。実際にネットでよく買われていた商品とは、何だったのか。データから見ていこう。(ダイヤモンド編集部 笠原里穂)
2020年、ネットで売れた商品ベスト30を発表!
ネットならではの特徴とは?
コロナ禍の今年、外出自粛により家にいる時間が長くなる中で、インターネットで買い物をする機会が増えたという人も多いだろう。市場調査会社のインテージが全国約5万人のモニターを対象に集計したデータによれば、今年の1~10月にインターネットで買い物をした人1人当たりの購入金額は、3万7608円と前年同期と比べて3.6%増加した。また買い物をした人1人当たりの期間中の購入回数も11.1回と、同じく4.6%増加している※。
※ランキングと同じくインテージSCIデータから算出。対象となる商品は、食料品(食品、菓子類、飲料)、日用雑貨、医薬品、化粧品、たばこ。
では、ネットショッピングがより一般化した2020年、ネットではどんな商品が特に売れていたのだろうか。インテージのデータを基に、20年1~10月におけるさまざまな商品の販売金額を昨年同期と比較し、ランキングを作成した。
さっそく「インターネットで売れた商品ベスト30」を見ていこう。