1位のマスクは前年比7倍!
リアル店舗よりも大きく伸びたワケ

 1位は、コロナ禍の必需品となったマスクだった。前年同期比716.8%と、金額で見ると去年の7倍を超える売れ行きだ。一方で、ネット以外の小売店などでの購入を含めた全体の売れ行きを見ると前年同期比467.9%となり、購入金額の伸び率としてはネットが特に大きいことが分かる。

 この背景には、「マスク不足の問題」がある。新型コロナウイルスへの警戒度が高まり、ドラッグストアなどでは2月ごろからマスクが品薄状態になった。そうした中で先に供給量が回復し始めたのが、ネットの通販サイトだった。

「欠品だった状況が改善し、データ上でマスクの売り上げが伸び始めた時期を見ても、(店頭より)インターネットの方が早かった」(インテージ経営推進本部経営企画部広報グループ 木地利光氏)

 もともとマスクは店頭で買われることが多く、ネット購入が少なかったことに加えて、コロナ禍での在庫回復がリアル店舗よりも早かったことが、購入金額の大きな伸びにつながったようだ。

 2位は、手指消毒剤(前年同期比579.8%)。これもコロナ禍でニーズが大きく伸びた商品だ。手指消毒剤に関しては、店頭販売も含めた全体の数値の伸びに比べて、ネット販売の伸びは緩やかだった。マスクに比べると店頭で品薄状態に陥った期間が短かったことから、店頭での購買も好調だったようだ。

 3位には、冷凍水産(同152.7%)がランクインした。トップ30の品目を見てみると、実に半数の15品目が「食品」カテゴリーだった。外出自粛の影響から、ネットで食品を買う機会が増えた人も多かったようだ。