副業を希望する転職候補者が増加
「副業OKの会社に転職したい」
全体の割合としてはそれほど多くはありませんが、候補者からそんな要望を受けることが増えました。
「個人で会社を持っています」
「個人でこういう仕事を請け負っています」
詳しく話を聞くと、それらの仕事を続けたいので副業OKの会社に転職したいということです。中には「会社に雇用されるのではなく、業務委託という形で仕事はできませんか」といったご相談を受けることもあります。
副業に関しては、政府の「働き方改革実行計画」で副業・兼業の普及促進が図られるようになったこともあり、注目が集まっている分野です。ただ、一口に「副業」といっても、いろいろな形態や背景があります。
昔からよく見かけるのは、経済的な理由による副業です。1つの会社で働いて得られる収入では生活を賄えないため別の仕事をするもので、たとえば17時に会社の仕事を終えた後、19時から23時まで近所のコンビニでアルバイトをするようなパターンです。