米首都ワシントンの連邦議事堂を6日に攻撃することを示唆するメッセージが航空管制塔の使用する周波数帯で発信されたことを受け、航空、国家安全保障当局などが調査に当たっている。事情に詳しい関係者が明らかにした。関係者の1人によると、このメッセージは、米連邦航空局(FAA)の航空管制センターがニューヨーク市周辺の高高度の交通を管理するために使用する無線周波数帯で4日、無許可で発信されたもの。この管制センターはニューヨーク州ロンコンコマにあり、最も交通量の多い場所の1つ。航空管制システムには一般市民や航空ファン、パイロットなどが入手できる一部の携帯用スキャナーからもアクセスできるため、メッセージを発信できた可能性があると関係者は語った。
不法無線で米連邦議事堂への攻撃示唆、当局が調査
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