「成人式」が相次ぎ中止、振り袖トラブルを生み出す問題契約とは
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新型コロナウイルスの感染拡大により成人式を中止にする自治体が増えている。何カ月も前から振り袖やスーツを準備していた20歳を迎える成人やその家族には大打撃だ。そして振り袖の販売、レンタルを手掛ける振り袖業界も大きな損害を受けて対応に追われている。(清談社 武馬怜子)

キャンセルしても
返金を渋る振り袖業者

 振り袖の販売、レンタルなどのコンサルタントを手がけるソーシャルメイク株式会社代表取締役で、振り袖業界に詳しい中西昌文氏はこう語る。

「呉服店、衣裳店などの振り袖業者は、振り袖レンタル、あるいはヘアメイクや着付けを承った客への対応に大わらわです。具体的に、比較的資金力のある大手は別の日に着てもらう、あるいはギフト券や商品のプレゼント、振袖を一式差し上げるところまで出てきている。お金を払った顧客に何とか返金を少なく収めてもらうために必死なのです。一方、小さなところは返金にすら応じられないところもあると聞きます」

 顧客からしたら平均20万~30万円といった決して安くない金額を払ったのに、少ししか、あるいはまったく返金されないと怒りに震える人もいるかもしれない。