「どうしても叶えたい…!」を実現する“非正規ルート”の使い方
「心が痛んでいる時、それはもう、風邪と同じです。休みましょう」
Twitterフォロワー50万人超!ブログ月間2000万PV突破!
話題のWEB漫画家・やしろあずき氏が
“真面目すぎて自分を消費しているすべての人に贈る1冊”
『人生から「逃げる」コマンドを封印している人へ』より特別に一部公開します。
行きたい会社が採用試験をしていない場合、
あなたはどうしますか?
この方法は僕がこれまで生きてきた人生の中で結構使ってきた技です。
大学生の頃、研究室内の大画面テレビでゲームがし放題だからと大人気だった研究室があって、選考で落ちてしまったのですが、その後に熱意を教授宛に直接メールで送ったら特例で合格になりました。これも悪あがきが成功した例の一つになると思います。
何が言いたいのかというと、ダメか~って諦める前に「なんかちょっといけるんじゃない…?」って感じで最後の悪あがきをすると案外どうにかなったりする事、多かったんですよね。…で、今になって色々な人の話を聞くと正攻法ではなくこういったイレギュラーな方法で自分がなりたい職業になっていたり、業種についていたりする人って結構多かったんです。
新卒を募集していない会社の中途の応募ページから「新卒だけど入れてくれ」とアホみたいな長文のメッセージを送りつけ無事に内定をもらった人や、最終面接で落とされたけど諦めきれず、そこの社長が行くパーティーに潜り込み直談判した人とか、正直引くレベルの行為をして今自分がやりたい事をしている人など…。
元々決まっていたルールでNGを食らっても、まだ諦めずに自分なりの個性を活かしたやり方で再勝負をしかけ、その結果再びチャンスを掴んでいる人が結構いるんです。全員総じて頭おかしいと思うけど。
なので、場合によっては「悪あがきで一発壁に蹴りをいれてみる」方法や「みんなが壁に体当たりをしている最中にコッソリと地面を掘り進めて壁の向こう側に行く」ような方法が結構有効なんじゃないか、という話でした!
ただ、当たり前のように悪あがきをしろ、元々あるルールを無視しろと言っているわけではないです。全員が全員悪あがきをしたら、無秩序な世紀末みたいになりそうだし…。
本当に自分が諦めきれない事があって、それをあと一歩で掴み取れるような場所にいる場合、少し大胆でも自分なりの勝負をしかけてみても良いんじゃないかなぁ、という事です。ネットが発達している今の時代、色んな場所に色んな人と繋がれるチャンスは転がっています。
(本原稿は『人生から「逃げる」コマンドを封印している人へ』<やしろあずき著>の抜粋です)
【大反響!】やしろあずき氏×ひろゆき氏
『逃げコマ』を「#アベプラ」で語る!
【月収500万】WEB漫画家やしろあずきが提唱する"逃げるコマンド"とは?
日本社会の美徳"逃げる=悪"もう古い?楽しく生きる秘策をひろゆきと考える
著者紹介
やしろあずき(@yashi09)
WEB漫画家
livedoor公式ブロガーとして月間2000万PVの漫画ブログを運営。
母親に「人に迷惑をかけなければ大概のことはOK」と育てられたため、きわめて自由な大人になる。就活に嫌気がさしてきた頃、たまたま応募したゲーム企画コンテストでベストアマ賞を受賞。それによりゲームプランナーとなるが半年で退社。その後、大手ゲーム会社に転職するが自分の意思に関係なく働かねばならない会社員の働き方が劇的に合わず、仕事の傍ら趣味で続けていたインターネットへの漫画投稿の収益が本業の給料を抜いたことで手応えを感じフリーランスになる。2015年Twitterに投稿した「スタバで見た小学生達の話」がこの年最もリツイートされた日本語アカウントランキング第4位にランクイン。一躍有名になる。以降、様々な連載、企業漫画を執筆しつつ2018年、株式会社グランツアセット執行役員就任。2019年漫画事業・工事用品レンタル事業を法人化し、代表取締役となった。
ブログ:http://yashiroazuki.blog.jp/
「逃げるコマンドを持つ意味とは?」
やしろあずき氏ロングインタビュー大公開!
第1回 「ブラック企業の渡り鳥になる人」が陥るたった2つの共通点
第2回 「“働くこと”からバックれ続けた僕」が見つけた仕事の正体
【大好評】第3回 「自分には何が向いているんだろう?」と思う人に“突然月収500万”になった僕が伝えたいこと
第4回 世界一になったのに、どん底を味わった僕がみつけた「SNSの法則」
人生から「逃げる」コマンドを封印している人へ(はじめにより)
はじめましての方ははじめまして。WEB漫画家のやしろあずきと申します。
本書『人生から「逃げる」コマンドを封印している人へ』、略して『逃げコマ』をお手に取っていただき、ありがとうございます。
今、こうしてこの本を開いている方は、何かから「逃げたいな」という思いが心のどこかにあるのではないでしょうか。この本はそういった人達に対し「逃げちゃえ逃げちゃえw まぁなんとかなるっしょw」という風に何事からも逃げることを推奨するような本ではありません。
ではどんな本なのかというと、「あなたの選択肢から消えてしまっている『逃げる』というコマンドを表示させ、選択できるようになるまでのお手伝いをする本」です。長くてすみません。
「逃げる=悪」という考えがはびこっているこの社会で、逃げるという選択をすることは本当に勇気のいることだと思います。責任感が強いとされる日本人であればなおのことではないでしょうか。
僕はもっと世の中が逃げることに寛容になっていくべきだと思います。就職した会社がブラック企業だったら即逃げるべきだと思うのです。
「就職したなら、とりあえず3年」とよく言われますが、あんなもんクソ食らえです。3年どころか3秒で辞めたっていいんです。
人間関係が大変で精神的に辛くて会社に行きたくないのなら、行かなくていいんです。休みましょう。それはもう風邪と同じです。
「上司や周りの目があるから定時退社しにくい」? 今すぐ帰って家で自分の好きなことをしましょう。
僕自身、元々はゲーム会社でサラリーマンをしていたのですが、新卒で入った会社での働き方や、なぜか毎日やらされるトイレ掃除に嫌気がさし社長と対立。最終的には机を破壊して退社しました。
その後、大好きなゲームを作る仕事に転職。楽しく働くも、徐々に会社員としての「先輩や他の人が残業して働いている中、なんか自分だけ定時退社がしにくい雰囲気」や、「なんとなく有休が使いにくい」といった働き方が劇的に、本当に劇的に合わず、フリーランスになりました。
とはいえ、「これからの時代、会社員なんてダメダメ! やっぱりフリーランスっしょ!!」みたいなことを言うつもりは全くありません。人には向き不向きがありますし、それは働き方にも言えることです。
僕は、真面目すぎて自分を消費してしまっている人達や、逃げたいのにどこにどうやって逃げればいいのかわからない人達のためにこの本を書きました。あとはお金のために書きました。
この本があなたの隠れてしまっている「逃げる」コマンドを表示させる手助けになれば、これ以上嬉しいことはありません。一緒にその隠しコマンドを見つけましょう!
『逃げコマ』内容紹介
はじめに
序章 人生から「逃げる」コマンドを封印している人へ
第1章 「楽しい」を大切にしよう
・進むべき方向に迷っている若者へ
・ニート、それは助走期間。
・上司への最強の嫌がらせ(非推奨)
・明日から使える定時退社する方法…
コラム ゲーム業界のメリット・デメリット
第2章 合言葉は「自分ファースト」
・悪あがきで一発壁に蹴りをいれてみる方法
・新卒カードがなくても「好きな仕事」を目指す
・「アドバイス」と「指示」って違うんです
・世界が平和になる!
ノー残業デーじゃなくて残業デーがある社会…
コラム 新社会人がやってはいけないこと
(※僕は全部やりました)
第3章 適度に「不真面目」でいい
・ブラック企業の渡り鳥にはなってはいけない
・世界一になった僕が、あっという間に輝きを失った話
・自分の価値を下げる仕事は断固拒否!
・社畜に物申すマン…
第4章 「逃げる」のは悪じゃない
・僕が母に教わった「逃げ」の話
・心が痛んでいる時は風邪と同じ。休んでよし!
・知人が死ぬことが多いからこそ言いたいこと
・好きなことだけ続けたら、自宅が三角コーンまみれになった…
おわりに 僕は今も常に必死です