ドナルド・トランプ大統領が4年間、強権的に指揮した共和党内で、今後のトランプ氏との関係を巡って意見の対立が起きている。  トランプ氏があおった6日の連邦議会議事堂乱入事件では、議会警察官1人を含む5人が死亡した。一部の共和党指導者や戦略担当者は党のイメージを心配するあまり、トランプ氏と決別するしかないと考えている。  以前にもトランプ氏の行動を批判したことがあるベン・サス上院議員(ネブラスカ州)は大統領の弾劾訴追決議案について、下院で可決されれば検討すると述べた。