加えていうならば、日銀自身も株を買っている。ETFという形ではあるが、年間6兆円ベースで買い続けている。簿価は2020年末時点で約35兆円ある(TrioAM試算)。

 これ以上日銀がETFを買うと株式相場の過熱が心配だが、今まで下落のたびに日銀が買い支えた事実がある。今の段階はまだ実体経済が停滞しきっているので、株式市場が下がると日本経済に打撃を与える。もうしばらくは支えてくれるだろう。

 低金利を維持し株式市場を買い支える「われらが日銀、2021年も健在なり」なのだ。

 さらに今の相場水準は30年前に一度つけただけで、今その高値で保有する人は少ない。これは売り圧力がない事を意味する。結局、上がる理由はいくらでもあるが、「下がる理由はない」ということになる。

 強いて言えば、円高が進行しているので、輸出型産業には不利になりつつある状況だが、その問題含みとはいえ株はまだ上がる、という結論になる。1987年からの相場と同じように歩むと今年2021年末には7670円上昇し3万5114円になる。さすがに話ができすぎだから、半値八かけ2割引として2450円上昇、2万9900円としておこう。