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現場力を伸ばす先端IT活用の鉄則

すでに実現!?「人の思考」に沿ったアナログな動作にシンクロする「マン・マシン」インターフェースの近未来感

安間裕
【第15回】 2012年10月10日
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 こういった「手書き入力」や「取り込み」のインプット系が優れているだけでなく、アウトプット系も、相当、「気が利いて」います。

 アウトプットを選択する動作をすると、メール、Facebook、Twitterなどの選択画面が表示され、その一つを選ぶことにより、「瞬時」に、指定されたアウトプットのアプリが起動され、写真や資料が展開・添付され、メールやFacebookと連動することが可能となっています。

 社内の事務作業の「コンピュータライズ」のレベルは会社によって、千差万別だと思います。

 会社によっては、今でも、メールに添付されてきた資料に対し、わざわざPCを操作して修正するか、印刷して紙に「手書き」で修正個所を書き込んだりして部下に修正の指示をなさっているマネジャーの方も多いのではないかと思います。

 でも、このアプリを使えば、例えば、部下の方から送られてきた資料の上に、「ここがダメ」とか「ここをこう変更して」などということを赤ペンで手書きでして、それを瞬時にメールで送り返す、などということが可能になります。

 これが、いわゆる事務作業の効率化をもたらすことは言うまでもありません。

 その上に、これまで「デジタル」の煩わしさによって生じてきた「思考」の分断(卑近ですが、前述の「印刷」して「修正」する、などなど)から我々を解放し、より、連続した「リアルタイム」な思考と「仕事の流れ」をサポートしています。

 そのことが、何よりの価値だと思います。

 こういった形で、人間の、どうしても逃れることのできない「アナログ性」とコンピュータを融和させ、「自然な形」で生産性をより向上させ、ビジネスのリアルタイム性を高める素地は、どんどんとできてきていると思います。

 次回は、これらを「提供者」からみた面白さ、工夫の視点で書いてみたいと思います。

 是非、お楽しみに。

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グローバル経済のなかで地盤沈下の進む日本。再びIT先進国として飛躍するためには、ITをビジネスの武器とする発想が必要だ。ビジネスは現場が肝心。現場の意思決定のスピードアップなど現場力向上に先端ITをどう生かしていけばよいか、IT業界のフロントランナーがわかりやすく解説する。

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