現代人の脳には“毒”が溜まっている!
無意識に溜まった脳の“毒”を出して
脳がみるみる若返る食事法を紹介する

脳の若返りと認知症治療の専門医・白澤卓二医師が提案する衝撃の最新刊『脳の毒を出す食事』では、現代人の脳に溜まった毒を出し、脳の機能を上げる食事法を紹介している。
現在、認知症患者数は増加の一途。その発症を避けるには、40代からの脳のケアが大切だと著者はいう。本書では世界最新の医学で明らかになった認知症予防・改善策と、その研究からわかった脳のパフォーマンスを上げるために必要な食事を提案する。

食事 考えるPhoto: Adobe Stock

食事で気を付けるべき毒とは?

食べもの、飲みものを選ぶとき、どんなことを基準にしていますか?味?カロリー?栄養成分?目的によって基準はさまざまだと思いますが、体に溜まる毒をより少なくするには、加工食品なら製造工程、野菜や果物、肉、卵、魚介類なら育ち方を確認することが重要です。

まずいちばん気を付けたいのが加工食品の添加物です。流通事情を考えると仕方がない面はありますが、調理済みの加工食品にはほぼ保存料が使われており、ラベルを見るだけでも多くの添加物が使われていることがわかります。中には天然素材から作られる添加物もありますが、多くは化学的に作られたもので、体にとっては毒となります。

つぎは、農産物のお話です。野菜や果物は、魅力的な形や色を作るために殺虫剤が使われます。輸入品には、輸送中にカビが発生しないように防カビ剤などをかけたものもあります。そもそも、それらが育つ畑の土には、一般的には除草剤や化学肥料が使われています。育てる土壌に毒が含まれている場合はどんなに水洗いしても落としきれません。

家畜類は、短期間で大きく育てるために、ホルモン剤を混ぜた飼料を与えていることもありますし、狭いスペースで多くの家畜を育てる飼育小屋の場合は、悪環境でも病気にならないために殺虫剤や抗菌剤を与えられています。

本原稿は、白澤卓二著『脳の毒を出す食事』からの抜粋です。この本では、認知症など脳の機能不全の原因となる、現代人の脳に溜まった”毒”を出して究極の健康体になる食事法の提案と、実生活で使える7日間実践レシピを掲載しています。脳と体を健康にし、本当の意味での健康長寿を目指してみませんか?(次回へ続く)

監修 お茶の水健康長寿クリニック院長 白澤卓二先生
1982年千葉大学医学部卒業後、呼吸器内科に入局。1990年同大学院医学研究科博士課程修了。現在、お茶の水健康長寿クリニック院長。
脳に毒を入れない食材選びの基準とは?

白澤卓二(しらさわ・たくじ)
医師、医学博士
1958年神奈川県生まれ。1982年千葉大学医学部卒業後、呼吸器内科に入局。1990年同大学院医学研究科博士課程修了。東京都老人総合研究所病理部門研究員、同神経生理部門室長、分子老化研究グループリーダー、老化ゲノムバイオマーカー研究チームリーダーを経て、2007年より2015年まで順天堂大学大学院医学研究科加齢制御医学講座教授。2017年よりお茶の水健康長寿クリニック院長、2020年より千葉大学予防医学講座客員教授就任。日本ファンクショナルダイエット協会理事長、日本アンチエイジングフード協会理事長、アンチエイジングサイエンスCEOも務める。
専門は寿命制御遺伝子の分子遺伝学、アルツハイマー病の分子生物学、アスリートの遺伝子研究。