「サーキットブレーカー」の発動

コロナショックではあまりにも下落が激しかったため、株価に一定以上の変動が起こると取引を自動的に一時停止する「サーキットブレーカー」が2013年の改定導入後、初めて作動しました(3月だけで合計4回作動)。

歴史をたどってみると、「この先も定期的に暴落が起こるかもしれないから米国株投資は怖い」と考えがちですが、それはあまりに単純すぎます。

米国市場が暴落しているときには、日本でもアジアでもヨーロッパでも暴落が起こっています。

世界経済は一体化しているからです。

下落率に差はありますが、米国株が暴落しているときには、日本株も暴落しているのです。

米国市場が他の市場と大きく異なるのは、暴落を何度経験しても異次元の回復力を見せている点です。

収益性と成長性に富んだ企業が多く集まっているため、いち早く世界中からお金が集まってくるのです。