【ペタフ・ティクバ(イスラエル)】介護付き高齢者住宅「バイト・バレフ」の入居者とスタッフが先月、米ファイザーの新型コロナウイルスワクチンの1回目の接種を受けたとき、自然発生的にダンスパーティーが開かれ、彼らは互いに6フィート(約1.8メートル)の距離を保ちながら腰を振った。  テルアビブ東部の都市にある同施設では、110人の高齢者と45人のスタッフ全員が既にワクチンの2回の接種を受けているが、さほど歓喜に満ちた雰囲気ではない。イスラエルは依然、ロックダウン(都市封鎖)されており、感染は国中に広がっているため、通常の状態に戻るのはまだかなり先のようだ。