絶対にSランクを引きたい!
「上司ガチャ」で決まる会社員の「人間関係」
「心が痛んでいる時、それはもう、風邪と同じです。休みましょう」
Twitterフォロワー50万人超!ブログ月間2000万PV突破!
話題のWEB漫画家・やしろあずき氏が
“真面目すぎて自分を消費しているすべての人に贈る1冊”
『人生から「逃げる」コマンドを封印している人へ』より特別に一部公開します。
嫌なことを「断る」のは悪じゃない!
結局、仕事って人間関係なところがあるじゃないですか。特に上司。基本的に会社員は上司を自分で選ぶことができないので、自分に合った人が上司になってくれるかどうかって完全に運なんですよね。
僕はこれを「上司ガチャ」とよんでいます。この上司ガチャでSランク級の超絶最高な上司を引ければ、今後の会社員生活も不満なく楽しく過ごせると思いますが、最低ランクな上司を引いてしまった場合、もう最悪です。ゲームのようにガチャの引き直しはできないし、そもそも入社するまでそのガチャの中身がわからないので、神に祈ることしかできません。
しかも、入社時の上司ガチャで当たりを引いても安心はできません。これは僕の会社員時代の話です。入社時に配属になったところの上司がとても良い人格者で、毎日楽しく仕事をしていたのですが、担当するプロジェクトが変わり違う上司がついたんです。
その上司が「社員はみんな家族だから! 家族みんなで仲良くしていこう!」というノリの人で、「残業もみんなで仲良く一緒に! 飲み会は絶対に出席! 家族だから!」と、めちゃくちゃな人間でした。
そのスタイルに合った人間であれば、さほどしんどい思いをしないで済むんでしょうけど、僕はどうしても肌に合わず辞めてしまいました。仕事はすごく楽しかったんですけどね。
その点、フリーランスは本人の実力にもよりますが、ある程度は相手を選ぶことができます。取引をしているうちに「あ、こいつヤッベーな」と思った相手からは自分から手を引くこともできるので、人間関係による不満というのは溜まりにくいんじゃないかなと。また、会社員と違い、飲み会なんかも自分の興味のある本当に行きたい場だけに絞ることも可能なので、お金と時間も節約しやすいです。
会社員としてある程度の理不尽さに対する耐性や、ヤバい人間を見極める嗅覚を磨いておくとフリーランスになった際にかなり役立つのでオススメです。本当にやべぇ奴ほど外見ではわからないものなので…。
今の時代、「社員は家族」なんて言葉は地雷でしかありません。
強制できる「飲み会」もありません。嫌なら逃げましょう。
(本原稿は『人生から「逃げる」コマンドを封印している人へ』<やしろあずき著>の抜粋です)
【大反響!】やしろあずき氏×ひろゆき氏
『逃げコマ』を「#アベプラ」で語る!
【月収500万】WEB漫画家やしろあずきが提唱する"逃げるコマンド"とは?
日本社会の美徳"逃げる=悪"もう古い?楽しく生きる秘策をひろゆきと考える
著者紹介
やしろあずき(@yashi09)
WEB漫画家
livedoor公式ブロガーとして月間2000万PVの漫画ブログを運営。
母親に「人に迷惑をかけなければ大概のことはOK」と育てられたため、きわめて自由な大人になる。就活に嫌気がさしてきた頃、たまたま応募したゲーム企画コンテストでベストアマ賞を受賞。それによりゲームプランナーとなるが半年で退社。その後、大手ゲーム会社に転職するが自分の意思に関係なく働かねばならない会社員の働き方が劇的に合わず、仕事の傍ら趣味で続けていたインターネットへの漫画投稿の収益が本業の給料を抜いたことで手応えを感じフリーランスになる。2015年Twitterに投稿した「スタバで見た小学生達の話」がこの年最もリツイートされた日本語アカウントランキング第4位にランクイン。一躍有名になる。以降、様々な連載、企業漫画を執筆しつつ2018年、株式会社グランツアセット執行役員就任。2019年漫画事業・工事用品レンタル事業を法人化し、代表取締役となった。
ブログ:http://yashiroazuki.blog.jp/
「逃げるコマンドを持つ意味とは?」
やしろあずき氏ロングインタビュー大公開!
第1回 「ブラック企業の渡り鳥になる人」が陥るたった2つの共通点
第2回 「“働くこと”からバックれ続けた僕」が見つけた仕事の正体
【大好評】第3回 「自分には何が向いているんだろう?」と思う人に“突然月収500万”になった僕が伝えたいこと
第4回 世界一になったのに、どん底を味わった僕がみつけた「SNSの法則」
人生から「逃げる」コマンドを封印している人へ(はじめにより)
はじめましての方ははじめまして。WEB漫画家のやしろあずきと申します。
本書『人生から「逃げる」コマンドを封印している人へ』、略して『逃げコマ』をお手に取っていただき、ありがとうございます。
今、こうしてこの本を開いている方は、何かから「逃げたいな」という思いが心のどこかにあるのではないでしょうか。この本はそういった人達に対し「逃げちゃえ逃げちゃえw まぁなんとかなるっしょw」という風に何事からも逃げることを推奨するような本ではありません。
ではどんな本なのかというと、「あなたの選択肢から消えてしまっている『逃げる』というコマンドを表示させ、選択できるようになるまでのお手伝いをする本」です。長くてすみません。
「逃げる=悪」という考えがはびこっているこの社会で、逃げるという選択をすることは本当に勇気のいることだと思います。責任感が強いとされる日本人であればなおのことではないでしょうか。
僕はもっと世の中が逃げることに寛容になっていくべきだと思います。就職した会社がブラック企業だったら即逃げるべきだと思うのです。
「就職したなら、とりあえず3年」とよく言われますが、あんなもんクソ食らえです。3年どころか3秒で辞めたっていいんです。
人間関係が大変で精神的に辛くて会社に行きたくないのなら、行かなくていいんです。休みましょう。それはもう風邪と同じです。
「上司や周りの目があるから定時退社しにくい」? 今すぐ帰って家で自分の好きなことをしましょう。
僕自身、元々はゲーム会社でサラリーマンをしていたのですが、新卒で入った会社での働き方や、なぜか毎日やらされるトイレ掃除に嫌気がさし社長と対立。最終的には机を破壊して退社しました。
その後、大好きなゲームを作る仕事に転職。楽しく働くも、徐々に会社員としての「先輩や他の人が残業して働いている中、なんか自分だけ定時退社がしにくい雰囲気」や、「なんとなく有休が使いにくい」といった働き方が劇的に、本当に劇的に合わず、フリーランスになりました。
とはいえ、「これからの時代、会社員なんてダメダメ! やっぱりフリーランスっしょ!!」みたいなことを言うつもりは全くありません。人には向き不向きがありますし、それは働き方にも言えることです。
僕は、真面目すぎて自分を消費してしまっている人達や、逃げたいのにどこにどうやって逃げればいいのかわからない人達のためにこの本を書きました。あとはお金のために書きました。
この本があなたの隠れてしまっている「逃げる」コマンドを表示させる手助けになれば、これ以上嬉しいことはありません。一緒にその隠しコマンドを見つけましょう!
『逃げコマ』内容紹介
はじめに
序章 人生から「逃げる」コマンドを封印している人へ
第1章 「楽しい」を大切にしよう
・進むべき方向に迷っている若者へ
・ニート、それは助走期間。
・上司への最強の嫌がらせ(非推奨)
・明日から使える定時退社する方法…
コラム ゲーム業界のメリット・デメリット
第2章 合言葉は「自分ファースト」
・悪あがきで一発壁に蹴りをいれてみる方法
・新卒カードがなくても「好きな仕事」を目指す
・「アドバイス」と「指示」って違うんです
・世界が平和になる!
ノー残業デーじゃなくて残業デーがある社会…
コラム 新社会人がやってはいけないこと
(※僕は全部やりました)
第3章 適度に「不真面目」でいい
・ブラック企業の渡り鳥にはなってはいけない
・世界一になった僕が、あっという間に輝きを失った話
・自分の価値を下げる仕事は断固拒否!
・社畜に物申すマン…
第4章 「逃げる」のは悪じゃない
・僕が母に教わった「逃げ」の話
・心が痛んでいる時は風邪と同じ。休んでよし!
・知人が死ぬことが多いからこそ言いたいこと
・好きなことだけ続けたら、自宅が三角コーンまみれになった…
おわりに 僕は今も常に必死です