「心が痛んでいる時、それはもう、風邪と同じです。休みましょう」
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『人生から「逃げる」コマンドを封印している人へ』より特別に一部公開します。

嫌なことを「断る」のは悪じゃない!

 結局、仕事って人間関係なところがあるじゃないですか。特に上司。基本的に会社員は上司を自分で選ぶことができないので、自分に合った人が上司になってくれるかどうかって完全に運なんですよね。

 僕はこれを上司ガチャとよんでいます。この上司ガチャでSランク級の超絶最高な上司を引ければ、今後の会社員生活も不満なく楽しく過ごせると思いますが、最低ランクな上司を引いてしまった場合、もう最悪です。ゲームのようにガチャの引き直しはできないし、そもそも入社するまでそのガチャの中身がわからないので、神に祈ることしかできません。

 しかも、入社時の上司ガチャで当たりを引いても安心はできません。これは僕の会社員時代の話です。入社時に配属になったところの上司がとても良い人格者で、毎日楽しく仕事をしていたのですが、担当するプロジェクトが変わり違う上司がついたんです。

 その上司が「社員はみんな家族だから! 家族みんなで仲良くしていこう!」というノリの人で、「残業もみんなで仲良く一緒に! 飲み会は絶対に出席! 家族だから!」と、めちゃくちゃな人間でした。

 そのスタイルに合った人間であれば、さほどしんどい思いをしないで済むんでしょうけど、僕はどうしても肌に合わず辞めてしまいました。仕事はすごく楽しかったんですけどね。

 その点、フリーランスは本人の実力にもよりますが、ある程度は相手を選ぶことができます。取引をしているうちに「あ、こいつヤッベーな」と思った相手からは自分から手を引くこともできるので、人間関係による不満というのは溜まりにくいんじゃないかなと。また、会社員と違い、飲み会なんかも自分の興味のある本当に行きたい場だけに絞ることも可能なので、お金と時間も節約しやすいです。

 会社員としてある程度の理不尽さに対する耐性や、ヤバい人間を見極める嗅覚を磨いておくとフリーランスになった際にかなり役立つのでオススメです。本当にやべぇ奴ほど外見ではわからないものなので…。

今の時代、「社員は家族」なんて言葉は地雷でしかありません。
強制できる「飲み会」もありません。嫌なら逃げましょう。

(本原稿は『人生から「逃げる」コマンドを封印している人へ』<やしろあずき著>の抜粋です)