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農民Photo: Adobe Stock

経済発展ってどういうこと?

経済の発展と失業の関係を、ひとつの村に見立てて考えてみましょう。

単純化して、わかりやすくお伝えします。


村には10人の村人がいて、みんなで畑を耕して作物を栽培していました。

彼らが食べられるものは、穀物、野菜、果物など田畑から穫れるものだけです。

自給自足で朝から晩まで田畑を耕し、飢えないように必死に収穫物を得ています。

あるとき、村民のひとりが「農機具」を発明しました。

この農機具を使うと、穀物、野菜、果物が、より簡単に収穫できるようになりました。

そして、この農機具のおかげで、以前は10人全員でやっていた農作業を、半数の5人でこなせるようになりました。

しかし、残りの5人は失業状態になってしまいました。

失業状態となった5人は、このままだと食べていけなくなってしまうので、必死に新しい仕事を見つけようとします。

彼らが行き着いたのは「漁業」でした。

こうしてこの村は、農産物に加えて海産物も手に入れ、以前より豊かになりました。

これが経済成長です。

最初は農産物だけを生産していたところに、新しく海産物が加わり、村全体が生み出す価値(総生産高)が増えたのです。