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低炭水化物食の血糖管理上の効果は短期間に限られる

 2型糖尿病患者が低炭水化物食による食事療法を始めると、初めの6カ月間は血糖コントロールに役立つが、そのメリットは時間の経過とともに衰える可能性が報告された。オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)のGrant Brinkworth氏らが行ったシステマティックレビューとメタ解析の結果であり「The BMJ」に1月13日、論文が掲載された。

 Brinkworth氏らは、2型糖尿病患者を対象に、低炭水化物食による食事療法と他の食事療法(多くは低脂肪食)の有用性を比較した、23件のランダム化比較試験の報告を抽出。それらの試験参加者数は合計1,357人で、平均年齢は47~67歳だった。低炭水化物食群では、炭水化物摂取量を1日の摂取エネルギー量の26%未満、または10%未満に維持していた。