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子どものしつけは「言葉での説明」が良いとは限らない 

 子育て中の親の多くは、子どもの行動に関する専門家が体罰を否定していることを知っているだろう。しかし、いわゆる“肯定的な”子育てが必ずしもうまくいくとは限らないことを示唆する研究結果が、米ミシガン大学アナーバー校のAndrew Grogan-Kaylor氏らにより報告された。言うことをきかない子どもに言葉で理解させるという一般的なやり方は、良い結果だけでなく悪い結果にもつながる可能性が示されたという。研究の詳細は、「International Journal of Behavioral Development」に1月13日発表された。

 Grogan-Kaylor氏らは今回、国際連合児童基金(UNICEF)複数指標クラスター調査(MICS)のデータを用いて、世界62カ国の子どもの行動に対するさまざまな罰の与え方が子どもに及ぼす影響について分析した。研究には21万5,885世帯のデータが組み入れられた。