ベイカレント
ベイカレント・コンサルティングが働きがいのある企業として社員に評価される理由とは? 写真提供:ベイカレント・コンサルティング

コンサルティングファームというと、若い頃から大きな案件に関われる一方で、激務で休みもなかなか取れない大変な職場という印象を持つ就活生がいるかもしれない。しかし近年では、コンサルタントの働き方も変わり、その中でも働きがいの得られる仕組みが構築されているようだ。そこで今回は、働きがいのあるコンサルティングファームの実態を知るべく、OpenWorkが発表した『社員が選ぶ「働きがいのある企業ランキング2021」』で6位にランクインした、ベイカレント・コンサルティングに話を聞いた。(ダイヤモンド・セレクト編集部 林恭子)

コンサルタントには
「素直さ」「チャレンジ精神」が重要

 ベイカレント・コンサルティング(以下、ベイカレント)は、1998年に創業した日本発のコンサルティングファームだ。

 コンサルティングファームというと、どうしても出世欲や野心のある人が集まるような印象を持たれがちだ。しかし同社取締役の関口諭氏は「当社の行動規範の一つに、『能力と人格を常に磨くこと』というものがある。能力はもちろん大事だが、それ以上に優れた人間性がコンサルタントとして成功するには必要だ」と語る。

 もちろん何でも上に従う「イエスマン」になってはいけないが、新入社員の頃はもちろん、職位が上がったとしても周りの声を聞くなど、謙虚さを重視してほしいという。

「素直さとチャレンジ精神、慎重さと自信を共存させてほしいと思っている。そのために、普段の上司と部下とのコミュニケーションでも、そうした人間形成の部分を意識している」(関口氏)

 こうした点を重視するベイカレントで、社員が働きがいを感じているのにはどのような理由があるのだろうか。今回は、三つのポイントに絞って紹介していきたい。

<働きがいのある企業のポイント(ベイカレント・コンサルティング編)>
(1)全てのコンサルタントが同じ部門に所属する「ワンプール制」
(2)人事担当社員がコンサルタントのキャリア形成をサポート
(3)ワークライフバランスの重視