総務省
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首相長男の宴席問題で13人処分
始まりは縁故主義と人事私物化

 総務省で総務審議官や情報流通局長ら11人の幹部職員が処分を受けた。

 菅義偉首相の長男、正剛氏が取り持った放送関連会社、東北新社の「連続接待事件」に参加し「公務員倫理法違反」を問われた面々だ。

 総務省中枢をむしばんだ倫理崩壊の淵源をたどると「菅総務相」に行き着く。

 菅氏は二つの「誤り」を犯した。一つは、息子を政務の大臣秘書官にしたこと。二つ目は、かんぽ生命の不正勧誘問題報道でNHKに圧力をかけたとされるあの鈴木康雄氏(元日本郵政副社長)を次官コースに乗せたことだ。

 公私混同、縁故主義の人事という菅総務相の愚行が今日の事態を招いた。

 首相は、人ごとのような顔をできる立場ではない。