首都圏1都3県の緊急事態宣言が3月21日まで2週間再延長される。時短営業などで振り回されてきた外食業界。そして宣言の再延長で飲食店が気を揉むのは、外食需要喚起策「GoToイート」キャンペーンのポイント期限切れが迫っていることだ。(ダイヤモンド編集部 山本興陽)

緊急事態宣言が2週間再延長
時短営業で振り回される飲食店

GoToイートキャンペーン
外食業界の支援策「GoToイート」。オンライン飲食予約の予約期限が、3月31日に迫っている 写真:西村尚己/アフロ

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛や時短営業要請などに振り回されてきた外食業界。緊急事態宣言解除後の営業再開を想定していただけに、首都圏1都3県の緊急事態宣言が3月21日まで2週間延長されることへの落胆の声は大きい。

 ブラジル料理店「バルバッコア」などを展開するワンダーテーブルは、緊急事態宣言中の21年1、2月の売り上げは前年同月比で約5割に落ち込んだ。

 時短要請に応じているため1日6万円の協力金を受け取れるものの、客席数が100を超す大型店を複数抱えているため、秋元巳智雄社長は「坪数や月商に応じて支給されるべきだ」と訴える。

 そして今、宣言の再延長で飲食店が気をもんでいるのは、外食需要喚起策「GoToイート」キャンペーンのポイント期限切れが迫っていることだ。

 GoToイートの利用方法は大きく二つある。一つは購入額に25%分の価格が上乗せされ発行される「プレミアム付き食事券」。もう一つが、グルメサイト経由で予約すると、次回以降の飲食店の利用で使えるポイントがランチで500円分、ディナーで1000円分付与される「オンライン飲食予約」だ。

 このオンライン飲食予約の予約期限が、3月31日に迫っているのだ。