2023.5.14
キリンHDは役職定年&下位15%自動降格…ビール大手4社の「シニア待遇格差」
アサヒ、キリン、サントリー、サッポロの4社がしのぎを削るビール業界。4社間の「給与格差」がある一方で、バブル入社組があふれ返るいびつな人員構成は共通課題だ。
記者
やまもと・こうよう/2018年新卒入社。書店営業部を経て、19年より「週刊ダイヤモンド」「ダイヤモンド・オンライン」の記者。これまで、商社・食品・飲料・外食・日用品・化粧品・旅行業界などを中心にリテール、サービス業等を担当。趣味は、ボクササイズとフットサル。ビジネススクールでMBA取得のため休職中(23年4月〜25年3月)。
2023.5.14
アサヒ、キリン、サントリー、サッポロの4社がしのぎを削るビール業界。4社間の「給与格差」がある一方で、バブル入社組があふれ返るいびつな人員構成は共通課題だ。
2023.3.19
アサヒグループホールディングス(HD)傘下で国内ビール大手のアサヒビールの社長が4年ぶりに交代した。新社長に就任するのは、日用品大手P&Gジャパンなどを経て2018年に入社した松山一雄氏だ。“外様社長”の誕生はアサヒグループHDの次期社長レー…
2023.2.17
アサヒグループホールディングスは2016~20年に、欧州と豪州で2兆円超を投じる大型買収を進めた。その結果、16年には10%に届かなかった事業利益の海外比率は、70%超にまで急拡大した。次にアサヒが狙うのは「北米市場」だ。海外戦略のキーマンで…
2023.2.15
クラフトビール最大手ヤッホーブルーイングは、19年連続増収を果たすなど右肩上がりの成長を続けている。主力ビール「よなよなエール」などが広告なしでも、大手4社の商品に押し出されず大手小売店の棚に置かれ続ける理由は何か。井手直行社長を直…
2023.2.13
2022年のビール類シェアで3年ぶりに2位へ転落したキリンビール。しかし、堀口英樹社長は「ボリュームからバリュー発想へ」の転換を強調する。アサヒビールから再び王座を奪い取ることができるのか。堀口社長が“勝ち筋”を明かした。
2023.2.12
「サッポロ生ビール黒ラベル」と「ヱビス」というビール二大ブランドを抱えるサッポロビール。足元の販売は、「黒ラベル好調、ヱビス苦戦」と明暗が分かれるが、野瀬裕之社長は“二刀流”を続ける意義を強調する。その裏ではビール工場再編に着手。…
2023.2.11
原材料高の影響で、相次いで値上げに踏み切った酒類メーカー。値上げの実態を分析すると、カテゴリーや商品ごとに濃淡がある。コンビニやスーパーなどでもおなじみのビール類・チューハイの主要30商品「値上げ率」ランキングをお届けする。
2023.2.10
アサヒグループホールディングスは国内の中間持株会社、アサヒグループジャパンを2022年に設立し、23年1月から“特殊部隊”も始動した。しかし、中間持株会社はビール業界では“鬼門”だ。キリンホールディングスとサントリーホールディングスは中…
2023.2.9
飲食店でも「ビール離れ」が始まっている。飲食店向けのビール販売量がコロナ禍で激減したことで、メーカー側がビールの販売謝礼金を削減。乏しい支援に失望する外食企業とビールメーカーの間の溝が深まっている。一大市場だった飲食店との蜜月関係…
2023.2.8
サントリーホールディングスの次期社長に、創業家出身でサントリー社長の鳥井信宏氏が就任する「大政奉還」がいずれ行われるとみられている。2023年にビール大手4社のトップ人事に変化はあるのか。アサヒ、キリン、サントリー、サッポロのビール大…
2023.2.7
2022年のビール類シェアで3年ぶりに首位奪還を果たしたアサヒビール。その裏には、スーパードライとアサヒ生ビール(マルエフ)の「ビール2本柱戦略」があった。成功の要因を塩澤賢一社長が明かした。
2023.2.7
アサヒビールとサッポロビールが、コロナ禍で拍車が掛かったビール需要減を受けて工場を閉鎖した。次の閉鎖候補となるビール工場はどこか。大手4社の生産体制と工場の稼働率を解剖し、生産体制のリストラに着手していないキリンビールとサントリー…
2023.2.6
サントリー社長で創業家出身の鳥井信宏氏がダイヤモンド編集部のインタビューに応じた。鳥井氏はサントリーホールディングス(HD)の新浪剛史社長が「次の社長だ」と公言する、次期HDトップの大本命である。「HD社長を見据え、経験と実績を残してい…
2023.2.6
キリンビールが取引先の特約店に対して、「取引保証金」の返還を通知した。キリンによる支援金の一部廃止を意味し、取引先は「受け入れられない」と猛反発。既存流通網の軽視であり、“卸飛ばし”につながると捉えられ非難が殺到している。長年の商…
2023.2.6
ビール業界の地盤沈下が止まらない。折からの「ビール離れ」にコロナ禍が追い打ちをかけ、メーカーは工場閉鎖に着手するなどリストラに追い込まれた。長年業界を支えてきた既存の流通制度も限界を迎え、一部のビールメーカーは見直しを模索し始めた…
2023.2.1
キリンビールが2022年12月より、取引先の特約店(卸)に対して、取引条件の変更を通知していることがダイヤモンド編集部の取材で分かった。ビール業界の長年の商習慣を変える内容で、既存流通網の「リストラ着手」と捉える声も上がる。キリンは一体…
2023.1.25
伊藤忠商事がファミリーマートなどを所管する第8カンパニーの立て直しを急いでいる。トップを交代させ、エドウィン社長の小谷建夫氏が4月から新たなプレジデントとして就任する。岡藤正広会長の肝入り組織でありながらも、「マネジメントの失敗」と…
2023.1.14
アサヒビールが2022年のビール類(ビール、発泡酒、新ジャンル)のシェアでキリンビールを抜き、19年以来3年ぶりにトップに返り咲いたことがダイヤモンド編集部の取材で分かった。なぜ、キリンは首位奪還から「2年天下」に終わったのか。
2023.1.7
2023年10月、酒税改正が行われる。ビールは減税となることから、主力の「スーパードライ」は22年に行ったリニューアルの勢いそのままに追い風を受ける。問題は増税となる新ジャンルだ。逆風下での戦術とは。アサヒグループホールディングスの勝木敦…
2023.1.6
2023年10月、酒類業界にとってのビッグイベント「酒税改正」が3年ぶりに行われる。ビールは減税で追い風が吹く一方、新ジャンル(第三のビール)は増税となり向かい風で、新ジャンル撤退戦号砲とも言えるのだ。新ジャンルの「淘汰候補ブランド」の…
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