ジープのPHVに共通する“4×e”は
粋なネーミング
ジープは1941年に誕生した軍用車“ウィリスMB”がルーツだ。パワーユニットは一貫してピュアエンジンだった。そうした歴史を持つだけに、ジープのプラグインハイブリッド車(PHV)と聞いて、違和感を覚えた読者もいるだろう。
だが現在のジープは、自然と親しむためのツールでもある。排気ガスを出さず、川のせせらぎや鳥のさえずりを耳にしながら移動できるのは、地球にも人間にも理想的ではないかと、ボクは考えている。
ジープのPHVは、海外ではすでに数車種が発表されている。その中から日本では、まずレネゲードが発売された。車名はジープのPHVに共通する“4×e”を名乗る。4輪駆動を意味する4×4とエレクトリックの頭文字を組み合わせた粋なネーミングだ。