婚活成功者続出! 難関幼稚園、名門小学校合格率95%!「にじみでる育ちのよさ」と本物の品が身につくと話題のマナー講師、諏内えみさんの最新刊『「育ちがいい人」だけが知っていること』。内容は、マナー講師として活動される中で、「先生、これはマナーではないのですが……」と、質問を受けることが多かった、明確なルールがないからこそ迷ってしまう、日常の何気ないシーンでの正しいふるまいを紹介したもの。
マナー本や、通常のマナースクールでは、ルールではないからと省かれ、個人の常識に委ねられていますが、正解がわからないともやもやしますし、自信を持ってふるまえません。
しかも、「育ちがでる」と言われてしまう部分ばかりですから、尚更気になりますよね! 今回はその中から、美しいお辞儀についてご紹介していきます。

育ちがいい人は身についている<br />美しいお辞儀が、できますか?Photo: Adobe Stock

美しいお辞儀の仕方

会釈を含め、普段からする機会のとても多いお辞儀。

あなたは、美しいお辞儀の仕方を知っていますか?

無意識にペコペコと何度も頭を下げてしまっていたり、「できているつもり」であっても、実際には、気持ちが伝わらない浅すぎるお辞儀や、場にそぐわない深すぎるお辞儀、頭の上げ方が雑、全体的にゆっくりでメリハリがない……など、スマートで育ちを感じさせるお辞儀ができない方が、私のマナースクールの生徒さんのなかにも少なくありません。

アイコンタクトのあとに、背筋を伸ばしたまま首だけではなくウエストから30度ほど上体を傾けるのが、基本の美しいお辞儀です。頭を上げるのが早すぎる方も多いですが、上げる時こそゆっくり行わないと粗雑なイメージを与えてしまいます。

より日常的な会釈の場合は、ウエストから15度ほど体を下げます。

お辞儀はほぼ毎日行うものですので、今すぐご自分のくせを確認し改善しておきたいですね。

『「育ちがいい人」だけが知っていること』では、普段の生活の中で「育ち」が出てしまうポイントや、どうふるまうのが正解か?というリアルな例を250個も紹介しています。誰にも指摘されたことがないのに、実は「あの人は、育ちが……」なんて周囲の人から思われているとしたら、本当に恥ずかしいですよね!今さら聞けないことばかりですから、ぜひ参考にしてみてくださいね。