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接待問題で辞任した山田真貴子・前内閣広報官が口にしていた「飲み会を絶対断らない女」というフレーズ。出世や仕事のために「飲み会を断らない」という考えは、まさに一昔前の遺物ではないだろうか。そこで、飲み会に対する世代間ギャップを調査。アンケートの結果をもとに紹介したい(取材・文/有井太郎)

「飲み会を絶対断らない女」
この言葉から考える世代間ギャップ

「私自身、仕事ももちろんですけど、飲み会を絶対断らない女としてやってきました」

 これは、菅義偉首相の長男接待問題で辞任した山田真貴子・前内閣広報官の言葉である。

 山田氏は以前、若い人へのメッセージとしてこの言葉を残していた。彼女は続けて「多くのものに出会うチャンスを、愚直に広げていってほしいと思います」と述べていた。

 彼女が口にした「飲み会を断らない」という表現に、懐かしさを感じた人も多いのではないだろうか。昔は「上司の誘いは絶対」なんて決まり文句もあったし、今では完全に死語だが、飲み会で親交を深めることを「飲みニケーション」と言った時代もあった。おそらく、飲み会を断るハードルは昔の方が高かったと思う。

 しかし、その風潮も、最近は変化している。そもそもコロナ禍で飲み会を開きにくい状況だが、それ以前から、上司と部下、あるいは取引先との飲み会に参加しない人も増えているのではないか。先述の死語に変わって、アルハラ・パワハラが浸透したのも大きい。

 以上はあくまで筆者の予測だが、実際に、世代ごと飲み会の意識差は出ているのだろうか。仮に上司や取引先から飲み会に誘われて行きたくないとき、それぞれが取る行動に世代間ギャップはあるだろうか。

 ということで今回、仕事上の飲み会に関するアンケートを実施。その考え方に世代間の差があるのか、断りたいときはどうするのか、解答結果を分析してみた。

*調査はアンケートサイト「ボイスノート」で実施。調査期間は2021年3月15日~3月19日、調査対象は20〜70代までの男女1020人