今までがあまりに調子よかっただけ
この程度の下げが起こるのは当然

 なぜかというと、ほかの先進諸国は今でも調子がよい株価が続いているので、日本だけ下げている状況が続くはずもなく、4月以降は新規のマネーも入ってくるので、買い支えられるというマクロ的な条件。

 また、企業利益は案外底堅く、この3月で終わる今年度もそう悪くなく、それに4月から始まる2021年度も好調なので、利益水準が上がり、結果、割安さが目立ってくるという理由もある。

 今回も、「不思議チャート」を掲載しておく。1989年のバブル時期の株価と、現在の株価を同じ縦軸スケールで並べたものだ。

 バブル期で頂点を極めていた1989年でさえ、調整で下げた期間はいくどとなくあったこともわかると思う。これを見ると、今回の下げも、調子よく上がりすぎたゆえの調整程度のものであり、今後まだまだ1989年のように上がり続ける可能性が十分にあることも示している。

 今までがあまりに調子がよかっただけで、この程度の下げが起こるのは当然なのである。

トリオAM作成
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