写真:株価ボード
日経平均株価3万円超、ダウ工業株30種平均3万1000ドル台は「バブル」か否か(2021年2月15日撮影) Photo:JIJI

日経平均株価が3万円を超えた。現在の株価をバブルではないかと疑って、バブルをテーマにした取材や座談会のような企画も増えている。そこで本稿では、Q&A形式で現在の株価がバブルであるか否かについて整理してみたい。(経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員 山崎 元)

今はバブルか否か?
株価を巡る6つの質問に回答

 日経平均株価が3万円を超えて、株価が話題になる場面が増えてきた。テレビの街頭インタビューなどでは「この株高は、生活の実感に合わない」という声が紹介されることが多いが、あれはテレビ番組を作る側の人々(必ずしもテレビ局の社員とは限らない)がそう思っているからなのだろう。

 現在の株価をバブルではないかと疑って、バブルをテーマにした取材や座談会のような企画も増えている。

 そこで本稿では、座談会の「質問項目」と「答え」を想定するQ&A形式で現在の株価がバブルであるか否かについて整理してみたい。

 質問の項目と、筆者ならこう答えるという内容を列挙する。筆者の答えが正解だと言いたいわけではない。読者ならどう答えるか、順を追って考えてみてほしい。

【Q1】現在の株価(日経平均3万円台、ダウ工業株30種平均3万1000ドル台)を「バブル」と判断するか否か。結論と理由をお答えください。