バイデン米政権はたばこ会社に対し、国内で販売される全てのたばこのニコチン含有量を中毒にならない水準に引き下げることを義務付ける方針を検討している。事情に詳しい関係者が明らかにした。たばこを巡っては、メンソール風味の製品を禁止するかどうかという問題についても、バイデン政権は方針を明確にすることを迫られている。米食品医薬品局(FDA)はメンソールたばこの禁止を求める市民の請願に対し、こうした政策を取る意図があるかどうかを今月29日までに裁判所に回答しなければならない。関係者によると、バイデン政権はメンソールたばこを禁止するか、全てのたばこのニコチン含有量を引き下げるか、あるいは両方の方針とも採択するかを検討している。
バイデン政権、たばこのニコチン含有量引き下げ検討=関係筋
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