中国人と日本人の若者の恋愛観や結婚観は、社会の事情や生活習慣、価値観などの違いもあり、かなり異なる。破局に終わったある日本人女子大学生と富裕層の中国人留学生とのケースを事例に、その違いを検証してみたい。(日中福祉プランニング代表 王 青)
破局に終わった日本人女子大生と
富裕層の中国人留学生の恋
日本の政治、経済、文化など多方面に精通し、中国に向け情報を発信し続けている日本在住の中国人ジャーナリストの徐静波氏が、先日、自らの中国語のネットメディア「静説日本」に、ご自身の友人の娘である日本人女子大生(以下:彼女)が中国人の留学生(以下:彼)に恋をし、半年の同居を経て別れたという話を投稿した。
徐静波氏から許可を得たので、一部を紹介する。
「彼は身長180cmでイケメン、中国北京の裕福な家庭育ち。彼女は親が中国に転勤中、北京で生まれ、幼少期は中国で過ごし、中国が好き。現在医学部4年生。二人は、ある英語のサークルで知り合って、半年間付き合ったのち同居生活を始めた。『本当に大好きだった。長身でまるで俳優のようなルックス、英語もぺらぺら』と彼女は話す。しかし、同居してから半年後、彼女から別れを告げた」