トップモデルが
靴をもう1足
持つ理由
佳耶先生は私にこういいました。
「モデルは体が資本だから、蚊に刺されたり、
青あざ一つつくったりしてはいけない。
だからスニーカーで移動するし、
できるだけ肌は露出しないようにしている」
モデルには舞台の花道があります。
だからそこに焦点を合わせますが、
一般の女性にとっては日常生活が舞台です。
もう一つ靴を持っていくのは重いし、
通勤電車にスニーカーはカジュアルすぎる。
だから移動もハイヒールなってしまう。
どこで誰に会うかわからないから、
ひとまずハイヒールにしておこう。
そんな気持ちよくわかります。
でも、これも落とし穴!
デコボコした硬いアスファルトを
ハイヒールで移動すると脚への負担は山盛り!
やがて脚は悲鳴をあげ始めます。
さらに脚だけではなく、
腰や首への負担もかかり、
痛みの原因にもなります。
しかも目的地に着いた頃にはクタクタ。
疲れだけが残る始末。
そうならないためには
もう一つ靴を用意して履き替える習慣をつけましょう。
移動はスニーカー、百歩譲ってローファー。
目的地でハイヒールに
履き替える習慣こそが、
トップモデルのように
いくつになっても
美しさを保つ秘訣です。