――投資家向けコラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  一つ屋根の下に収まってからほんの数カ月で、テスラとビットコインは親友になりつつある。  それは電気自動車(EV)メーカーのテスラが発表した1-3月期(第1四半期)決算のポイントの一つだ。売上高104億ドルと調整後1株利益の0.93ドルは、いずれも市場予想を上回った。純利益は4億3800万ドルと、四半期としては過去最高を記録した。さらに、テスラは今年の納車台数が2020年に比べ50%超増加するとの見通しも発表。年間の納車台数がおよそ80万台に達する可能性が示された。