マイクロソフトが27日公表した1-3月期(第3四半期)決算は、利益、売上高ともに市場予想を上回った。利益は154億6000万ドル(1株2.03ドル)。税優遇絡みの利益が6億2000万ドルの押し上げ要因となった。ただ、この影響を除いても1株利益は1.95ドルと、市場予想を上回った。売上高は前年同期の330億6000万ドルから417億ドルに伸びた。ファクトセットがまとめた市場予想は1株利益が1.78ドル、売上高が410億4000万ドルだった。ただ、決算発表を受けた時間外取引で、マイクロソフト株価は3.6%値下がり。同社株は終値で、これまで3営業日連続で最高値を更新していた。クラウドコンピューティング製品のアジュールの売上高は50%伸びた。アジュールを含む「インテリジェント・クラウド」部門の売上高は122億8000万ドルから151億ドルに増加。市場予想は149億3000万ドルだった。
マイクロソフト1-3月期、市場予想上回る収益
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