EU(欧州連合)やイギリスなど世界各国・地域で、入国者に対してワクチンの接種を証明するワクチンパスポートを求める動きが広がっている。
日本も対応せざるを得なくなるだろう。
では、日本で実現できるか?
人口の15%である後期高齢者を対象にした接種でさえ、予約窓口にも辿りつけないのが現状だ。
これでは、ワクチンパスポートなど望むべくもない。
オリンピック開催国として世界からアスリートらを呼びよせようという日本が、国際社会から締め出されるということになりかねない。
「ワクチンパスポート」
導入の動きが広がる
EUやイギリスなど世界のさまざまな国や地域で、ワクチンパスポート導入の動きが広まっていることは、本コラム「経済再開のカギ、『ワクチンパスポート』でも世界に後れをとる日本の現実」(4月22日付)でも指摘した。
その後、導入に向けて準備のピッチが上がっている。