現在、テレビやYouTubeで圧倒的な人気を集める、ひろゆき氏。
16万部を突破したベストセラー『1%の努力』では、その考え方について深く掘り下げ、人生のターニングポイントでどのような判断をして、いかに彼が今の立ち位置を築き上げてきたのかを明らかに語った。
この記事では、さらにひろゆき氏に気になる質問をぶつけてみた。
ひろゆき氏に「受験勉強」について聞いた
――「受験勉強なんて不要だ」と言う人もいるじゃないですか。たしかに覚えたことはあまり役には立ってないと思うんですけど、その点、いかがですか?
ひろゆき氏:知識そのものより「役に立たないものを無理やり覚える力」っていうのが重要なんだろうなと。僕は、受験勉強は肯定派なんですよ。
勉強していた当時は、「こんなものをやって何の意味があるんだ」と思ってたんですけど。意味がないことをやるということが重要であるというのに気づくにはちょっと時間がかかりましたね。
――心境がどう変わったんですか?
ひろゆき氏:大人になってからスキルを手に入れるのときに、「スキルを手に入れるためのスキル」が必要だと気づくんですよね。参考書を読んで体系的にプログラムを学ぶときとか。
持っているスキルが1つ使えなくなったときに、「じゃあ、次は何か身に付けようかな」と切り替えられる人になるイメージですね。そのときに、受験勉強をやっている人は、わりとスムーズに頭が切り替わる。
――成功体験にもなっていますしね。
ひろゆき氏:そうそう。苦手な分野でも「本とかネットを見ながらやれば、できるんじゃね?」と瞬時に思えるかどうか。本に書いてあることが理解できれば、誰でもできるじゃん、って僕は考えちゃうんですけど。
だから、わりと僕は「学歴」を見るんですよね。たまに履歴書を見るようなときも、結構重視してます。少なくとも偏差値がそこそこの学校を出ている人であれば、先ほどのようなスキルのためのスキルは持っている証明にはなるので。
――学歴で見るポイントってありますか?
ひろゆき氏:高校の偏差値を見ますね。大学でもいいんですが、ちょっと人によってバラツキが大きくなりますよね。経済的な理由で大学に行けなかった人もいますし。