【インタビュー】ひろゆきに「独学術」を教えてもらったひろゆき氏(撮影:榊智朗)

現在、テレビやYouTubeで圧倒的な人気を集める、ひろゆき氏。
20万部を突破したベストセラー1%の努力』では、その考え方について深く掘り下げ、人生のターニングポイントでどのような判断をして、いかに彼が今のポジションを築き上げてきたのかを明らかに語った。
この記事では、ひろゆき氏に気になる質問をぶつけてみた。

やっちゃいけない「勉強法」とは?

――「資格」って持っていますか?

ひろゆき氏:「旅行業務取扱管理者」の資格を持ってますね。それがあると旅行代理店を経営できるんですよ。

――独学で取ったんですよね?

ひろゆき氏:ええ。英語のテストと国内外の観光についての知識が問われるんです。まず過去問を解いてみたら、英語と海外観光の知識はあったんですね。日本についての観光の知識だけそこそこの点数を稼げれば「受かる」と思いましたね。

 いちばんやっちゃいけない勉強法は、参考書を1ページ目から読むようなやり方です。それやってたら、たぶん続かなかったでしょうね。

――難しいポイントとかってありましたか?

ひろゆき氏:旅費を計算する問題が少し難しかったですかね。そこだけ重点的に何冊か問題を解きました。弱点さえ見つければ、それを徹底的に潰せばいいですから。

「わからないもの」にどう対処するか

――勉強していて「わからない」と思ったときに、そこでやめちゃうかどうかで「差」がつきそうですね。

ひろゆき氏:「わからない」イコール「おもしれえ」って思えるかどうかですね。それって、別に好奇心の有無ということじゃなくて、慣れだと思いますよ。

 たとえば、自分が知らない業界の人っていますよね。その人が目の前にいたら、あれこれ質問するじゃないですか。種岡さん(インタビュアー)と会ったときも、出版業界についていろいろ聞きましたよね。その延長で、勉強していても同じように「え、なんで?」「どうして?」って前に進むしかないと思います。