婚活成功者続出! 難関幼稚園、名門小学校合格率95%!「にじみでる育ちのよさ」と本物の品が身につくと話題のマナー講師、諏内えみさんの『「育ちがいい人」だけが知っていること』内容は、マナー講師として活動される中で、「先生、これはマナーではないのですが……」と、質問を受けることが多かった、明確なルールがないからこそ迷ってしまう、日常の何気ないシーンでの正しいふるまいを紹介したもの。マナー本や、通常のマナースクールでは、ルールではないからと省かれ、個人の常識に委ねられていますが、正解がわからないともやもやしますし、自信を持ってふるまえません。しかも、「育ちがでる」と言われてしまう部分ばかりですから、尚更気になりますよね!
今回は、『世界一受けたい授業』出演で話題になった「上司のお宅に行くときに気をつけるこ」について、ご紹介していきます。
間違いやすい!訪問時間の常識
ビジネスでの訪問は5分前行動がマナーとされているので、時間どおりはすでに遅刻と言われます。ただし、通常のお宅訪問では、この逆。予定時間より前に到着するとおもてなしの準備が整っていない場合もあるため、相手をあわてさせてしまいます。
指定の時間よりも、5分くらい遅れて伺うのが相手への気遣いに。ただし、10分以上遅れるときは連絡を入れるようにしましょう。
また、訪問時にレインコートなどのアウターはどこで脱いでいますか? マンションならエレベーターでしょうか、玄関の前でしょうか?
正解は、インターホンを押す前。
モニター付きのインターホンだと、全身に近い姿を相手はご覧になれます。まずアウターを脱ぎ、冬でしたら手袋、マフラー、帽子などの防寒具も忘れずに外して、服装を整えましょう。とくに上司や恩師宅といった、目上の方のお宅訪問の場合は落ち着いて整えてから、インターホンを鳴らしましょう。
なお、訪問時に脱いだコートを裏返すのは、外のほこりを訪問先の家の中に落とさないための配慮。自分のコートを汚さないためだけではありません。お宅を訪問する際は、まず相手を中心に考えられる方こそ、育ちがいい人です。
『「育ちがいい人」だけが知っていること』では、普段の生活の中で「育ち」が出てしまうポイントや、どうふるまうのが正解?と迷う、リアルなシーンでの正解のふるまいを250個も紹介しています。誰にも指摘されたことがないのに、実は「あの人は、育ちが……」なんて周囲の人から思われているとしたら、本当に恥ずかしいですよね! 今さら聞けないことばかりですから、ぜひ参考にしてみてくださいね。