ニューヨークの投資家たちは、かつてのシリコンバレーのスターである2人をよみがえらせることができるだろうか。少なくとも、試す気はあるようだ。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は2日、アクティビスト(物言う株主)のヘッジファンド、エリオット・マネジメントがオンラインストレージサービスを手掛ける米ドロップボックスの「相当数の」株式を取得し、共同創業者で最高経営責任者(CEO)を務めるドリュー・ヒューストン氏に次ぐ2番目の規模の保有数になったと報じた。競合のアクティビスト、スターボード・バリューはわずか数週間前にクラウドサービスの米ボックスに対する全面的な委任状争奪戦を激化させたばかりだ。成功すれば、共同創業者でCEOのアーロン・レビー氏はボックス取締役会から排除される。