1日5分4週間で、顔、首、アンダーバスト、ウエスト、二の腕が、スッキリほっそり!
“ろっ骨美人”になると、すべてが動き出す!
運動不足や太りすぎでボディラインがくずれたと思ってダイエットしても、9割の人はスタイルがよくなりません。スマホやパソコンの影響に加えて、ステイホームやテレワークで前かがみの姿勢をとる時間が長くなったせいで、ろっ骨がゆがんでいる人がほとんどだからです。ろっ骨が傾いたり開いたりしていると、脂肪がなくても、ウエストはくびれることができません。
ボディメイクの達人・森拓郎最新刊『おうちで簡単くびれ作り リブトレ』では、自分で簡単に、ろっ骨を締めて正しい向きに矯正するストレッチとエクササイズを紹介しています。
服はMサイズですが、
体脂肪率が30%以上あります。
脂肪を落とすにはどうしたらいいですか?
体脂肪率が低くなるほどスタイルがよくなると思い込んでいる人も多いのですが、それは間違っています。女性らしいまるみのあるボディを作るにはある程度の脂肪が必要ですし、バストが大きければ体脂肪率にも影響します。ムキムキになるまで鍛え抜けば体脂肪率は下がりますが、ウエストの横の筋肉まで大きくなってくびれがなくなってしまうこともあります。
体脂肪は体重と同じように数字が目で見られるので、気にする人が多いですね。女性の標準が24%と言われているので、スリム体型になりたい人は20~21%程度を目指しているかもしれません。しかし結論をいうと、あまり気にしなくていいと思います。
私のスタジオに長く通っている人で、筋肉もついてスタイルもよくなっているのに、初回から今まで体脂肪率がずっと30%で変化していない人もいます。理由はわからないのですが、スタジオで使っているプロ用の体脂肪計でもこういう数字が出るので、家庭用の体脂肪計ではおそらくもっとアバウトなはず。
どうしても気になるなら、毎朝、起きたらすぐに測るなどして、増減の変化を把握するツールとして捉えてはいかがでしょうか。
本原稿は、森 拓郎著『おうちで簡単くびれ作り リブトレ』からの抜粋です。この本では、1日5分4週間で、気になる顔、首、アンダーバスト、ウエスト、二の腕がスッキリほっそり変わるエクササイズを紹介しています。リブトレで、これまでノーマークだったろっ骨を整えて、おうちで簡単にくびれボディを目指してみませんか?(次回へ続く)
運動指導者、フィットネストレーナー、ピラティス指導者、整体師、美容矯正師
大手フィットネスクラブを経て、2009年、自身のスタジオ「rinato」(加圧トレーニング&ピラティス)を東京・恵比寿にオープンし、ボディメイクやダイエットを指導。
足元から顔までを美しくするボディワーカーとして、運動の枠だけにとらわれないさまざまな角度からボディメイクを提案する運動指導者として活動している。ボディラインを重視したキメ細かいボディメイク指導に定評があり、ファッションモデルや女優などの著名人からの信頼も厚い。
著書に、『運動指導者が断言!ダイエットは運動1割、食事9割』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『30日でスキニーデニムの似合う私になる』(ワニブックス)、『ボディメイクストレッチ 理想の体を手に入れればどんな服も着こなせる』(SBクリエイティブ)などがある。