株式投資よりアパート1棟経営がFIRE(経済的自立と早期退職)への近道!
不動産投資を始めて5年、アパート7棟を保有、資産7億5000万円を築いた。目標は、40歳までに資産100億円を築くこと。経済が疲弊した愛着のある地元を自分の力で再生する資金作りのためだ。現在、年間家賃収入7000万円、年間キャッシュフロー(手元に残るお金)2000万円を得ている『元証券ウーマンが不動産投資で7億円』の著者が、知識ゼロから不動産投資で安定的に資産を増やせる方法を徹底指南する。
トントン拍子に進んだ
私の不動産投資歴
年収460万円だった私が26歳で不動産投資をはじめてから、どのようにして資産7億5000万円を築いたのか?
図表「不動産投資 資産7億5000万円への道」にある物件の購入歴を見れば、不動産投資を拡大してきた大まかな流れがおわかりいただけると思います。
これから、それぞれの物件を買った決め手やエピソードをより具体的に説明していきます。
先にお伝えしておきますが、2018年はサブリース契約を使ったシェアハウス「かぼちゃの馬車」を運営する不動産会社が破綻。スルガ銀行が個人投資家に多額の不正融資をしていたことが発覚した事件により、不動産投資に対する金融業界全体の引き締めが厳しくなったため、物件購入は見送らざるを得ませんでした。
それでも、かなり加速して買い増ししてきたほうだと思います。
物件:築18年 重量鉄骨造アパート(1K+ロフト・10室)
価格:4800万円 家賃:4万円台 利回り:10.79%
金利:3.175%(第二地銀) 自己資金:250万円 返済期間:32年
念願かなって、はじめての1棟アパートを購入。
金融機関から4500万円ほど融資を受けましたが、前述したように不安や恐怖心はまったくなく、むしろ喜びと期待と嬉しさでいっぱいでした。
金利などの条件面については、不動産会社にいわれるままでしたが(いまとなっては反省です)、私の当時の属性(勤務先・年収・貯蓄など)からするとよい条件でした。
欲をいえば、金利はもう少し低いほうがよかったのですが、融資を受けられて買えるだけでありがたい状況でしたから、いま振り返っても、この物件を買ったことは間違っていなかったと思っています。