米国の数十州が7日、アルファベット傘下グーグルを反トラスト法(独占禁止法)違反の疑いで提訴した。原告側は、アプリ配信サービス「グーグルプレイ」での慣行を問題視している。公開された訴訟記録や、州関係者の話で明らかになった。  記録によると、カリフォルニア州北部地区の連邦地方裁判所に提出された反トラスト法関連の訴訟は、ユタ州が主導し、ニューヨーク州やカリフォルニア州などが署名した。ユタ州の司法長官の報道官によると、今回の訴訟は「グーグルプレイ」におけるグーグルの慣行に関するもの。  訴状の写しは今のところ入手できていない。グーグルから今のところコメントは得られていない。