【北京】中国は9日、モバイル端末向けのアプリストアに対し、同国配車サービス大手の滴滴出行(ディディチューシン)が違法に個人情報を収集しているとして、同社の25のアプリを追加削除するよう命じた。  新たに削除対象になったのは滴滴の運転手用アプリ、相乗りアプリ、金融アプリなど。中国サイバースペース管理局(CAC)は今週に入り、滴滴の主要アプリの削除をアプリストアに指示していた。  発表文によると、CACはこの日ウェブサイトやプラットフォームに対し、中国国内の滴滴関連サービスへのアクセスの提供も禁じた。